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計算方法と根拠・免責事項

本シミュレーターについて

本シミュレーターは、iDeCo(個人型確定拠出年金)の受取方法を検討するための 参考ツールです。計算結果は一定の前提条件に基づく概算であり、 実際の受取額・税額とは異なる場合があります。

このページには、計算に使っている制度の値とその出典計算の前提と制約反映した制度改正の履歴をまとめています。 「この金額はどこから来ているのか」を確かめたいときは 計算に使っている制度の値と出典をご覧ください。

計算ロジックの最終更新日: 2026-08-04更新履歴

計算に使っている制度の値と出典

当サイトは、計算に使う制度の値(拠出限度額・控除額・税率など)をコードに直接書かず、 設定ファイル config/rules.json に集約しています。 さらに「この制度はこうなっている」という主張を config/claims.json に 13件 宣言し、設定ファイルの値とページの記述が主張からずれていないかを 自動テストで毎回照合しています。下の表は、その 13件を 実際の設定値のまま並べたものです(表示用に書き写していないため、 制度改正で設定を直せばこの表も同時に変わります)。

制度の内容 当サイトが計算に使っている値 根拠(一次情報)
iDeCoを先に一時金受取→退職金を後に受取の退職所得控除 重複排除は『10年ルール(前年以前9年内)』。令和7年度税制改正で4→9年に延長、2026-01-01施行。
  • retirement_income.combine_limit_years_ideco_first = 10
  • retirement_income.cross_year_thresholds.ideco_first = 9
退職金を先に受取→iDeCoを後に一時金受取の退職所得控除 重複排除は『19年ルール(前年以前19年内)』。令和7改正の対象外(変更なし)。
  • retirement_income.combine_limit_years_corp_first = 19
  • retirement_income.cross_year_thresholds.corp_first = 19
所得税の基礎控除(令和8年度改正・令和8年分以後に適用)。本則58万→62万に引上げ、これに加算を乗せて 合計所得489万円以下は104万(62+42)、489万円超655万円以下は67万(62+5)、655万円超2,350万円以下は62万。加算は令和8・9年分のみの特例で、令和10年分以後は加算37万・本則62万に変わる。合計所得2,350万円超の逓減(48/32/16/0万)に改正はない。住民税の基礎控除は43万+逓減で据置(引上げは所得税のみ)。出典: 財務省『令和8年度税制改正の大綱の概要』(令和7年12月26日 閣議決定)・国税庁『令和8年4月 源泉所得税の改正のあらまし』1ページ。disclaimer に時限措置の注記が必要。
  • tax.basic_deduction.income_tax = 620,000
  • tax.basic_deduction.income_tax_by_income.0.max_income = 4,890,000
  • tax.basic_deduction.income_tax_by_income.0.deduction = 1,040,000
  • tax.basic_deduction.income_tax_by_income.1.max_income = 6,550,000
  • tax.basic_deduction.income_tax_by_income.1.deduction = 670,000
  • tax.basic_deduction.income_tax_by_income.2.deduction = 620,000
  • tax.basic_deduction.resident_tax = 430,000
iDeCo 合算上限(2026年12月改正): 会社員・公務員 62,000円/自営業 75,000円/専業主婦(夫) 23,000円。rules.json の limits.monthly が真実。
  • limits.monthly.combined_cap = 62,000
  • limits.monthly.combined_cap_self = 75,000
  • limits.monthly.housewife.none = 23,000
退職所得控除の算式: 勤続20年以下は1年あたり40万、20年超は800万+1年あたり70万、最低80万。rules.json の exit.retirement_deduction が真実。
  • exit.retirement_deduction.per_year_under20 = 400,000
  • exit.retirement_deduction.per_year_over20 = 700,000
  • exit.retirement_deduction.base_amount = 8,000,000
  • exit.retirement_deduction.base_years = 20
  • exit.retirement_deduction.minimum = 800,000
復興特別所得税2.1%(所得税のみに上乗せ)・住民税率10%。rules.json の tax.reconstruction_tax_rate / tax.resident_tax_rate が真実。
  • tax.reconstruction_tax_rate = 0.021
  • tax.resident_tax_rate = 0.1
iDeCo加入可能年齢の上限は2026年12月改正で69歳(70歳未満)。受給開始は60〜75歳(75歳上限は2022年4月改正で実施済み=2026年12月改正の項目ではない)。rules.json の age_rules が真実。reform-2026 は『69歳』と『2022年』(75歳の出自)の記述を保持すること。
  • age_rules.contribution.max = 69
  • age_rules.withdraw.min = 60
  • age_rules.withdraw.max = 75
所得税の累進ブラケット(7段階)。課税所得に対し 195万→5%/330万→10%/695万→20%/900万→23%/1800万→33%/4000万→40%/超→45%。拠出時の限界税率(節税額)と受取時の退職所得・年金課税の両方を支える基幹税表。rules.json の tax.income_tax が真実。tax-saving-by-income が率の並びと330万境界を本文で引用しているため must_appear で脱落を検出。
  • tax.income_tax.0.max = 1,950,000
  • tax.income_tax.0.rate = 0.05
  • tax.income_tax.1.max = 3,300,000
  • tax.income_tax.1.rate = 0.1
  • tax.income_tax.2.max = 6,950,000
  • tax.income_tax.2.rate = 0.2
  • tax.income_tax.3.max = 9,000,000
  • tax.income_tax.3.rate = 0.23
  • tax.income_tax.4.max = 18,000,000
  • tax.income_tax.4.rate = 0.33
  • tax.income_tax.5.max = 40,000,000
  • tax.income_tax.5.rate = 0.4
  • tax.income_tax.6.rate = 0.45
公的年金等控除の最低保証額: 65歳未満は60万円、65歳以上は110万円(公的年金等の収入が一定額以下のときの控除額)。iDeCoを年金形式で受け取る際の課税計算の根幹で、annuity.py が pension.deduction を直読みする。prose には具体額の記載がないため rules_assertions のみでエンジンのドリフトを検出する。
  • pension.deduction.under65.0.deduction = 600,000
  • pension.deduction.over65.0.deduction = 1,100,000
老齢厚生年金の報酬比例部分の基礎となる『平均標準報酬額』の年額上限 1,230万円。内訳=標準報酬月額の上限 65万円(第32等級)× 12 = 780万円 + 標準賞与額の上限 150万円/回 × 年3回(年3回以下の支給が対象)= 450万円。いずれも日本年金機構。報酬比例部分は 平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 加入月数(平成15年4月以後)で、平均標準報酬額は標準賞与額を含む。master_exit.py の estimate_public_pension が public_pension.average_reward_cap_annual を直読みして年収をクリップする。上限が無いと年収3,000万で年金 412万円/年(月34万円)という制度上あり得ない額を返し、年金受取の税負担が過大に出て一時金有利へ結論が偏る。保険料側は tax.social_insurance.*.welfare_pension_cap_income = 7,800,000 で既にクリップしており、給付側だけ非対称だった。prose には具体額の記載がないため rules_assertions のみでエンジンのドリフトを検出する。※標準報酬月額の上限は 2027年9月に68万円、2028年9月に71万円、2029年9月に75万円へ段階的に引き上げられる(厚生労働省・2025年成立の年金制度改正法)。改定時はこの claim と rules.json を同時に更新する。
  • public_pension.average_reward_cap_annual = 12,300,000
  • tax.social_insurance.company_employee.welfare_pension_cap_income = 7,800,000
企業型DC加入者の会社員iDeCo上限(2026年12月改正)。合算枠62,000円から事業主掛金(・DB等)を引いた残りが枠。マッチング拠出を実施している人はiDeCoと併用不可=上限0(どちらか一方を選ぶ選択制)。rules.json の limits.monthly.company が真実: none/dc_no_match(マッチングなし)は62,000円基準、dc_match(マッチングあり)は0。limits.py が company.get(dc_status,0) で直読みするためエンジンのドリフトを検出。corporate-dc-ideco が『62,000円−事業主掛金』『上限は0円(加入できない)』を本文で主張するため must_appear で脱落を検出。
  • limits.monthly.company.none = 62,000
  • limits.monthly.company.dc_no_match = 62,000
  • limits.monthly.company.dc_match = 0
給与所得控除(令和8年度改正・令和8年分以後に適用)。最低保障額65万円→74万円(本則69万+令和8・9年分の特例5万)、適用は給与収入220万円以下(改正前は190万円以下で65万円)。上限195万円(給与収入850万円超)は改正なしで据置。出典: 国税庁『令和8年4月 源泉所得税の改正のあらまし』1ページ・財務省『令和8年度税制改正の大綱の概要』。rules.json の tax.salary_deduction は控除額を表す区分表で、taxable_income.py が会社員・公務員の課税所得算出に直読みする(コード定数 MIN_SALARY_DEDUCTION=740000 とも整合)。年収500万円は区分[2](収入×20%+44万)で控除144万円=tax-saving-by-income の本文値と一致するため、最低保障[0]・上限[4]・144万を生む区分[2]を rules_assertions で、本文の『給与所得控除144万』を must_appear で保護する。
  • tax.salary_deduction.0.fixed = 740,000
  • tax.salary_deduction.0.max = 2,200,000
  • tax.salary_deduction.2.max = 6,600,000
  • tax.salary_deduction.2.rate = 0.2
  • tax.salary_deduction.2.offset = 440,000
  • tax.salary_deduction.4.fixed = 1,950,000
iDeCo加入時の『事業主の証明書』は令和6年(2024年)12月1日で廃止され、加入申出書は加入希望者本人のみで作成できる。例外として掛金を事業主払込(給与天引き)で納める場合は引き続き必要。出典: iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)手続関連のお知らせ https://www.ideco-koushiki.jp/news/procedure/ 。2026-08-26 に start.html が旧制度のまま『事業主の証明書を書いてもらう必要があります』と書いており、author-experience.html の『2024年12月の改正で廃止』と同一サイト内で矛盾していたため訂正し、再発防止として登録した。rules.json には対応する数値が無いので rules_assertions は空。 手続きに関する事実のため、計算に使う数値はありません

出典は当サイトが実際に参照した公的機関のページです(最終確認 2026-08-27)。 制度の一次情報は改正のたびに差し替わるため、リンク先が更新されている場合は リンク先の記載が優先します。誤りに気づかれた場合は お問い合わせからご連絡ください。 どのように制度情報を確認・更新しているかは 制作プロセスと AI の利用についてに記載しています。

更新履歴

計算ロジックに関わる主な修正を新しい順に記載しています。

2026-08-04
  • 公的年金の推計に厚生年金の報酬比例部分の上限を反映。老齢厚生年金の年金額は「平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 加入月数」で計算されますが、その基礎となる平均標準報酬額には上限があります(標準報酬月額の上限65万円=第32等級、標準賞与額の上限150万円/回・年3回以下)。年額に直すと 780万円+450万円=1,230万円で頭打ちです。これまでは年収をそのまま反映していたため、年収1,230万円を超える方の公的年金額が実際より多く見積もられ、年金受取時の税負担が過大に、結果として一時金受取が有利に偏って表示される場合がありました。年収1,230万円以下の方の計算結果はこれまでと変わりません。出典: 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」「報酬比例部分」。なお標準報酬月額の上限は2027年9月に68万円、2028年9月に71万円、2029年9月に75万円へ段階的に引き上げられます(2025年成立の年金制度改正法)。
2026-08-03
  • 令和8年度税制改正に対応(基礎控除・給与所得控除の引上げ)。所得税の基礎控除を本則58万円→62万円に引き上げ、合計所得489万円以下は104万円、489万円超655万円以下は67万円としました。給与所得控除の最低保障額も65万円→74万円(適用は給与収入220万円以下、改正前は190万円以下で65万円)に引き上げています。いずれも令和8年分以後の所得税に適用されます(施行日は令和8年12月1日)。本改正は減税方向のため、改正前の値で試算していた場合より課税所得が下がります。年収によっては所得税のブラケットが1段下がるため、表示される節税額が以前より小さくなることがあります。なお基礎控除の上乗せ(+42万円・+5万円)は令和8・9年分のみの特例で、令和10年分以後は加算37万円・本則62万円に変わります。住民税の基礎控除43万円は据え置きです(引上げは所得税のみ)。出典: 財務省「令和8年度税制改正の大綱の概要」、国税庁「令和8年4月 源泉所得税の改正のあらまし」。
2026-06-07
  • 退職所得控除の「5年ルール」を「10年ルール」に修正(令和7年度税制改正対応)。iDeCoを先に一時金で受け取り、その後に退職金を受け取る場合の重複排除の調整期間が「前年以前4年内」から「前年以前9年内」に延長されました(2026年1月1日以後のiDeCo一時金受取に適用)。これに伴いシミュレーターの判定閾値(受取年差10年以上で各独立フル控除)と解説・本免責の記述を更新しました。退職金を先に受け取る「19年ルール」は改正なしです。本改正は増税方向のため、改正前の前提(5年で独立)で試算していた場合より税額が大きく・手取りが小さくなる場合があります。
  • 基礎控除の上乗せが時限措置である旨を明記。合計所得655万円以下の基礎控除上乗せ(95/88/68/63万円)は令和7・8年分のみの特例で、令和9年分(2027年分)以降は58万円に戻ります。計算ロジックは現行の特例値のままで変更ありません(注記の追加のみ)。※ この金額はその後の令和8年度税制改正で変更されました。現行の取扱いは上記 2026-08-03 の項をご覧ください。
2026-06-02
  • 総手取り額に企業退職金を一貫して算入するよう修正。これまで iDeCo と企業退職金を同じ年に受け取るケースで、総手取り額に企業退職金の手取りが含まれていませんでした(受取年が異なるケースでは算入済み)。受取時期に関わらず「iDeCo 一時金+今回受け取る企業退職金」の合算手取りを表示します(過去に受け取り済みの退職金は税が既払いのため引き続き対象外)
  • 住民税の基礎控除を所得連動に対応。合計所得金額2,400万円超で住民税の基礎控除を43万→29万→15万→0万と逓減させます(所得税の基礎控除に倣った整備)。合計所得2,400万円以下の方の計算結果はこれまでと変わりません
2026-05-02
  • 過去退職金(過去に他社で受け取った退職金)の入力に対応。受取年差が19年以下の場合に、iDeCo の退職所得控除に重複排除を適用します(過去退職金そのものの税額は既払いのため計算対象外)
2026-05-01
  • 退職金とiDeCoの受取年が異なる場合の10年/19年ルールに対応(同年受取/窓内重複排除/窓外独立フル控除を自動判定)
  • 扶養控除に年齢区分を導入(一般38万/特定63万/同居老親58万/老人別居48万、住民税は別額)
  • 拠出フェーズの障害者控除に対応(一般27万/特別40万/同居特別75万、住民税は別額)
2026-04-30 税法準拠監査
  • 公的年金等控除に770万超・1000万超のブラケットを追加
  • 累進基礎控除のブラケット判定を税法通り「合計所得金額」基準に修正
  • 公務員の公的年金推計に厚生年金を反映(2015年共済年金一元化以降)
  • 障害給付の非課税扱いを iDeCo一時金のみに限定(企業退職金は通常通り課税)
  • balance_by_age の年齢間で計算方式が不連続だった問題を解消
  • 短期退職手当等(勤続5年以下)に該当する場合の税額過少リスクを警告表示
  • その他、税法準拠の修正計10件
2026-04-19
  • 本番公開(Render)。2026年12月改正および2025年税制改正に準拠

計算の前提と制約

免責事項

個人情報の取り扱い

本シミュレーターで入力された情報(年齢・年収・資産額等)は、 計算処理のためにサーバーに一時的に送信されますが、 保存・記録されることはありません。 入力データはお使いのブラウザ内(sessionStorage)でのみ保持され、 ブラウザを閉じるとすべて消去されます。

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